おしらせ
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日田・ “鹿鳴庵”小鹿田焼展
2018.7.12(木)-7/16(月)
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日田の山里にある築120年の小鹿田焼を取り扱うカフェギャラリー“鹿鳴庵”の小鹿田焼展を開催します。
今回は小鹿田の中でも珍しさを感じる技法や絵付けのもの、少しばかりニッチな目線のセレクトでの展示となります。第一回から決して守らずにマイノリティな姿勢で。もちろん使いやすく丁寧なつくりの器もたくさんございますのでご安心を。
開催月である7月は九州北部豪雨より丸1年。
テレビやニュースで報道される“復興”の現状は?ブラウン管や活字では届けられないものが少しでもこのイベントや小鹿田焼きを通して届くことを強く願っています。
開催期間中は“鹿鳴庵”オーナー佐藤夫妻にも在店していただき、器の事、日田の事、ゆっくりとした時間の中でお話頂けるようになっております。是非いらしてください。
沖縄の器をやちむんと呼びます。
沖縄は独自の文化や観光地ということもあり、やちむんや 琉球ガラスなど物づくりの作家も数多くいます。
観光客の増加に伴い、本来の伝統技法に反しての器たちもよく目にします。
数あるやちむん作家の中で杜胡tocoでは、なかどまり工房、登川 均さんとお取組みしています。
北窯で修業後、恩納村の仲泊にて開窯した登川さん。
おおらかで生真面目な人柄がそのまま器に投影したような器たち。
沖縄の土地柄も相まって酒器や土瓶ものなどお勧めしたいです。
多忙なこともあり多くご紹介することが難しいこともありますが
その分大切に伝えていけたらよいなと思います。
ほんとに素敵な方が作る素敵な器たちなんです。
木工旋盤や手彫りを用いて“木”の器やオブジェを作る石田氏。
50歳前後で脱サラしほぼ独学で木工旋盤の技術を磨き、
ヨーガンレールのカトラリー展では茶杓やスプーンなどを手掛けたなど不思議な遍歴のと実績を持つ石田氏。
お会いしてから半年が過ぎ、ようやく杜胡にてお取扱いすることとなりました。
愚直なまでに木と向き合う。
シンプルにそう表現したくなるほど、“木”に対して正直な人だなぁ、というのが僕の第一印象でした。
木の性格や癖、良い悪いをありのまま受け入れ、それに逆らわずカタチにしてよく。あくまでも木が主役。
今はそういうモノづくりを心掛けているように伺えます。
技術の高みや表彰を目指していた時期が懐かしいとも語ってくれました。
杜胡では“癖”のある表情豊かなものに絞りを当て、セレクトさせてもらってます。もちろん良い意味で。他にはなかなかないと思いますよ。
使ってよし、眺めてよし、思い思いに使っていただきたいです。
きっとくらしに灯りをともしてくれるはずです。ぜひご覧ください。
※メンテナンスや修理のご相談もお受けいたします。