取り扱うもの
![トルコのオールドキリム](http://cdn.goope.jp/62983/220302144133-621f038d1f98e.jpg)
トルコからアジアにかけての遊牧民の伝統毛織物キリム
土着の文化や信仰を映し出した鮮やかなキリムには素朴な表情をも垣間見ることができます
その所以は、彼女らが 家族の幸せや健やかな平和をキリムの柄や模様に託しひとつずつ祈るように織りなしているから
一枚のオールドキリムに込められた異国の人々の暮らしに思いを馳せながら是非感じてください
常設展での取り扱いではクッションが主ですが年に1~2回程
キリム数百点を取りそろえた『トルコのキリム展』を開催しています
九州でキリムの展示販売会を行っているムラートさんをお迎えして
オールドキリムからアンティークまで年代も形もすべて一点もののキリムたちが一堂にそろいます。
一年中シーズンを問わずご使用いただけますが
特に冬はホットカーペットサイズや温かみのあるものをご用意し
夏はさわやかな元気の出るキリムたちをセレクトしております
大きなものばかりではなく 玄関マットサイズやタペストリー
クッションカバーやバッグ類まで幅広く展示いたします
(展示会風景)
![タイ・ベトナムの暮らしの中の衣 OG](http://cdn.goope.jp/62983/220302144204-621f03ac371f2.jpg)
OG・小倉商会
タイやベトナムなどの少数民族や現地の作り手たちと
その土地の古くから伝わる技法や得意とする技術でモノづくりを行う
OG(オージー)・小倉商会
手紡ぎ・手織り・手染めなど自然の恩恵からできた手しごとが多く
例えばオーガニックコットンは綿花を育て 手で摘み そして手織りしているため
衣やスカーフはとても優しく肌をふっくら包んでくれます
本格的な夏は麻を綿に混ぜハリコシを出しさらりとドライに着こなせ
使っていくうちに少しずつ自身の体系に合ってきます
藍染のお洋服も多くOGらしさの詰まったデザインばかりです
遠い異国の作り手の顔や土地、そして伝えられたモノづくりに
想いを馳せ着ていただきたい そんな衣たちです
(藍染の糸の制作風景)
![KOSO KAZUKO ニットウェア](http://cdn.goope.jp/62983/221120183254-6379f4468c5b7.jpg)
こんなニットをずっと探していました
僕が洋服を好きになって30年近く経ちますが
暮らしや環境の変化を経て、洋服選びに求めることも
少しずつではありますが削ぎ落とされていきました。
そしてこれからも変化を柔軟に受け入れながら
日々自分らしいスタイルを見つけてゆけたらいいなと思っています。
そんな中KAZUKO KOSOさんという一人のニットデザイナーとの出会いを通して
改めて洋服の力に気付かされた気持ちです
僕が洋服に求めること
●素材が良いこと
●ものづくりに背景や物語があること
●作り手やデザイナーの想いがあること
●着回しが良く、長く愛用できること
●心が踊ること
そしてもう一つ大切にしている条件に〝出来るだけ一点もの〟ということも
KAZUKO KOSOさんのニットもそんな僕の考えを
丸ごと受け入れてくれているようなそんなものばかりでした
定番のカシュクールニベストですが言うなれば
〝一枚でたくさん着まわせるこころ踊る
着心地の抜群の3シーズンニット(一点もの)〟です
言葉で伝えきれないことがたくさんあります
是非店頭で感じてみて下さい
(上カシュクールベストの着こなし方動画)
![ラオス山岳民族の手しごと](http://cdn.goope.jp/62983/220302163513-621f1e3121843.jpg)
ラオスのモン族はベトナム戦争によって母国から肉親と住居を奪われた悲しい過去を持つ部族です
山奥に住み公用語や文字を知らない彼らに古くから語り継がれた手仕事のクロスステッチや刺繍技術は
部族の誇りであり、大切な生活の収入源です
福津市の隣町に住むSさんは十数年に渡りモン族への支援ボランティアに取り組んでいます
2020年早春 Sさんとラオスを訪れモン族の暮らしを見てきました
そこで持ち帰ったモン族の刺しゅうやラオス山岳民族の手仕事をご紹介しています
現在はラオスには行けず年に一度ほど作品を送っていただいています
(ラオスの手仕事展2021)
(村の幸せを願った動物柄の刺しゅうマチ付きポーチ)
(村の女性たちが作ったクロスステッチのポーチ・村長のお嫁さん作)
(2020年3月 ラオス北部支援村に近いバンビエンの街並み)
(2020年3月上旬ラオスの旅・Sさんも同行)
![mojoca. 革作家・西ひとみのつくる財布や手帳](http://cdn.goope.jp/62983/220302152754-621f0e6a2c7bb.jpg)
『革は動物たちの命を頂いているからこそ
私は長く好きでいれるものを作りたいです』
atelier mojoca .
革作家 西ひとみさんが手かけるレザーブランドです
熊本のアトリエにて特注したレザーや古いパーツや
古生地などを生かしたアンティーク感溢れる作品を手掛ける
イタリアのタンナーへ特注した特別なイタリアンレザーを中心に
無二の革質と世界観をもつMOJOCA.の革財布
艶やかな印象は次第に深い落ち着きを放ちだし
自分だけのイロやカタチへとしなやかなに生まれ変わってゆきます
革本来のもっている“長く付き合う”という役割は
人と自然 そして革を与えてくれる動物たちとの
関わり方の意味を体系的に教えてくれているのかもしれません
(写真は古い古文書に記された革づくりの工程を一から再現して作った革 調色せずに革本来の豊かな表情です)
![郷原良成](http://cdn.goope.jp/62983/220302161659-621f19eb6ab74.jpg)
備前焼人間国宝(故)山本陶秀氏と岡山県無形文化財
山本雄一氏の内弟子として備前焼を学び
現在は門司に拠点を移し ほぼ全ての工程をご自身で行う郷原さん
『できるだけ原始に近いやりかたで・・・』そう語る郷原さんは
備前の流れを汲んだ美しい現代備前から土器に近いような荒々しい紐つくりのものまで幅広い
“土”の秘めた可能性を信じ、ただひたすらに土と向き合う姿は筋金入りです
郷原さんの個展も年一度開催したいと思っています
もちろん常設販売も行っています
※余談ですが門司の郷原さんの工房&ギャラリーは実は福津市の古民家を移築したもの
お電話いただければギャラリーも拝見でき購入もできますので皆さまも是非!ほんとに素敵な場所です
木の歪みや特徴を生かした作品をつくる木工家
中元リョウジさんは宗像に工房を構え
日々木と向き合いながら暮らしに寄り添う木工作品をつくっています
木が長い時間を費やしてできた木目や歪みや
ヒビは生きてきた証そのものという思いから
木工木材としては避けられがちな材を意識的に取り入れたユニークで木の愛情を感じるような作品をつくっています
展示会では日々の暮らしに使いたくなるようなお皿やコンポート(菓子置き)などの食器類から
一輪挿しやランプシェードまで幅広く展示します
木の根源にある生命力の尊さや個性豊かな作品たちを愉しんで頂けたら幸いです
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![船1.jpg](http://cdn.goope.jp/62983/181102174200-5bdc0dd8cebe8.jpg)
宗像の新しい郷土玩具ができました
宗像の大祭「みあれ祭」の御座船を模したこの玩具は
宗像の「市の木」でもあるクスノキを使い一つ一つ手作業で丁寧に作られています
人生行路の無事安全の願いを込めて縁起物や土産 贈り物としても人気です
(宗像 常若フェスティバル2020 くすのき玩具ワークショップ動画 )